用語 製品と商品の違い

製品と商品の違い、意識しているでしょうか。

製造した品と、商う品の違いです。
製造した物の中には、半製品や仕掛品もありますので、それら纏めて製造品と呼ぶこともあります。

造ったものは販売目的じゃないか、ということで、大きな意味では商品といっても間違いではありません。
特に、一般消費者向け(BtoC)の製品は、形を変えずに流通していくので、自社商品と呼ぶことも多いかと思います。

しかし、BtoBの会社では通常、自社(及び関係会社、下請け製造会社)で製造したものを、自社製品と呼んでいるのではないでしょうか。

一方、営業は自社製品だけを売っている訳ではないこともあります。(営業による)
お客様への幅広いケアを行う為か、儲かる為か、同業他社の製造品を売ることがあります。
同業他社からお客様へ直送することもあれば、営業が自ら倉庫を確保して在庫し、適宜出荷するケースもあります。
フィリピンの他社製造品を、中国のお客様に売るような三者間貿易もあります。
これらは、商品と呼ばれます。

製商品、といえば、製品と商品を指す。
購入品、といえば、在庫している商品や、在庫している資材(原材料)など全般を指す。製品は含まない。

一つ一つの漢字はその名の通りですが、間違って使うとユーザーから「あれ?」と思われるかも知れませんので、意識していきましょう。

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