①自分に優しく、他人にも優しい人は、少し憧れます。
②自分に優しく、他人には厳しい人は、ひどいなと思います。
③自分に厳しく、他人にも厳しい人は、信念をお持ちなんだなと思います。
④自分に厳しく、他人には優しい人は、かっこいいなと思います。
私は、②以外の人は「アリ」だと思います。
でも不思議なことに、なぜか②のタイプが最も多いような気がします。
この業界になぜ多いのか、ちょっと偏った見方かも知れませんが、「知識やスキルをあまり身に付けずに年を取った人」が、自己発起の何かで会社に貢献することができずに、故意か無自覚かで下記のようなアピールをしているのではないかと思っています。
・仕事しているアピール
・自分はもっと上の視点から見ているんだ(誤解)アピール
・若いころはおまえよりも質の高い仕事をしてきたんだ(誤認)アピール
本当にスキルを磨いていれば、人生常に勉強だと自覚していれば、これからどうするか、新しい施策や環境作りにパワーがいくものだと思います。
一方、何も持っていない人は、相手を落とすか、虚勢を張るか、いずれも負のパワーしか振りかざせないのかな、と思えてきます。
教育に関して、山本五十六はこのような名言を残しています。
話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。
やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず。
実年者は、今どきの若い者などということを絶対に言うな。なぜなら、われわれ実年者が若かった時に同じことを言われたはずだ。
今どきの若者は全くしょうがない、年長者に対して礼儀を知らぬ、
道で会っても挨拶もしない、いったい日本はどうなるのだ、などと言われたものだ。
その若者が、こうして年を取ったまでだ。
だから、実年者は若者が何をしたか、などと言うな。
何ができるか、とその可能性を発見してやってくれ。
私の少ない見聞では、IT業界は下記の通り技術の空洞化が起きていて、特に中年層のスキル不足(ITだけでなく、業務知識、管理能力など全て)が深刻だと思っています。
ただ、当の中年層は自覚もない人が多いとも感じています。
また、ダメな人は格言にたどり着きもしないし、もし格言に接しても、自分に当てはめることが出来ないものです。更に、人によっては自分のことを棚にあげて他人に言ったり。
(私自身が該当するのかどうか、と考え出したら哲学になってしまうので、リアルで自戒はするとして、投稿する上では振り返らずに語り続けます)
塩野七生さんの著書によると、ユリウス・カエサルは下記の格言も残したそうです。